コンクリートのリサイクル

作業員

油圧でガラを粉砕

日本の環境基準は年々厳しくなっており、建築現場や解体現場から出るコンクリートガラやアスファルトガラは、簡単に埋め立て処分できなくなりつつあります。そのため廃棄物を再生石材として利用するリサイクルシステムが、今後ともいっそう重要になってきます。こうした現場で活躍しているのが、ガラパゴスという商品名で知られる自走式ジョークラッシャーです。コンクリートガラをガラパゴスに投入し、油圧式のクラッシャーで粉砕してから、フルイ機にかけて大きさを選別します。選別されたガラは埋め戻し材として再利用され、砂利の購入費や廃棄物の運搬費を節約することも可能です。自走式なので、いろいろな現場へすぐに投入できるというメリットもあります。ガラパゴスにはオプションとしてフルイ機のほか、ベルトコンベアや磁力選別機を付けることができます。もちろん用途によっては、フルイ機だけを別に購入しても構いません。鉄筋などがコンクリートに混じっていると、クラッシャーが噛み込んで不具合を起こすことがあります。磁力選別機はあらかじめ異物を取り除き、トラブルを防止するために有効です。主力機種となる30トンクラスのガラパゴスとフルイ機を新車で購入すると、4〜5千万円ほどかかります。中古なら安価で購入できますし、レンタルやリースで利用するという方法もあります。予想以上にガラが多く出て、処理に時間がかかっては非効率なので、購入する際は処理能力に少し余裕を見ておくと良いでしょう。